文化系
1年に何回か、ずっと陽水ばかり聴きたくなる時期があります。 最近は『氷の世界』と「なぜか上海」「女神」ばかり聴いてました。 氷の世界 アーティスト:井上陽水 出版社/メーカー: ユニバーサルJ 発売日: 2006/10/04 メディア: CD スニーカーダンサー (Rem…
ラ・ロシュフーコー、派手さはありませんが、いま読むといいですよ。 ニーチェの元ネタでもある思想家です。
また、影響力の強い学者が亡くなりました。 (惜別)イマニュエル・ウォーラーステインさん 世界システム論を提唱した米社会学者 I・ウォーラーステインさん。取材に応じるためにニューヨーク支局まで来てくれた=2016年 ■目で見た世界、理論で束ねた 8月31…
今日は備忘録です。 本棚の整理をしていたら、こんな本が出てきました。 ラバーソウルの弾みかた ビートルズと60年代文化のゆくえ (平凡社ライブラリー) 作者: 佐藤良明 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2004/02/10 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商…
15.4 cm × 10.7 cm。 これ、何のサイズかわかりますか? 郵便はがきの「最大」サイズです。 ちなみに、「最小」サイズは 14.0 cm × 9.0 cm。 62円で届けるには、このサイズ内でないといけません。 封書の場合、重さによって82円から92円、定形外料金になるの…
なんと痛ましい事件であることでしょう。 京アニ放火事件について、わたしは多くの人々と同じく、悲しみを表現することしかできません。加害者のことも、被害者のことも、冷静に考えることができません。 『ハルヒ』、『けいおん』はいわずもがな、多くの京…
2019年の東京出張、夏の陣、5回目の記事。 今回で終わりにできるといいのですが。 さて、学士会館での食事を終え、次に会うのが今回の旅で会う最後の友人。 高校からの友人で、かなりの数寄者です。 気の置けない友人である一方で、文化的な方面では気を抜…
東京行、4回目です。 今回は神田と御茶ノ水という文化的な街です。 さて、祖母の家を出て、神田、神保町にやってきました。 目的地は学士会館。 ここのレストランかカフェで、旧友とランチの約束です。 どちらにするかは当日決めることになっていましたが、…
東京への旅、3回目です。 いやあ、それにしても密度の濃い2日間でした。 翌日の18日は、朝のうちに祖母の家を出て、文化の街、神田、御茶ノ水へ。 最寄り駅までは公営のバスを使う必要があり、出発の時間まで少し時間が会ったので、沿線をぶらぶらと歩きま…
先日、仕事とプライベート半々で東京出張に行ってきました。 このブログには、あまり日記的な内容のことは書かないようにしているのですが、この出張があまりにも素晴らしかったので、書き留めておくことにします。 今回興味深かったのは、この弾丸東京行が…
! 鷲田先生、よくぞ取り上げてくれました! 「Fluctuat nec mergitur」って、スバリ、このブログの元ネタです。 わたしは開高健氏にならって「漂えど、沈まず」としましたが、 そうなんです、この言葉、欧米圏では古典のひとつですよね、たぶん。 Fluctuat …
折々のことば、続きます。 ファシズムにおいて禁じられているのは反ファシズムの発言などではなく、沈黙なのだ。 四方田犬彦 朝日新聞 「折々のことば」(1476) ファシズムは「人に沈黙を強いる制度」のように言われるが、実は逆で、誰もが同じことを同じよ…
こんにちは。文化系税理士の佐藤です。 いやあ、またセブン・イレブンがやってくれました! みなさん、もう飲まれましたか? 「セブンプレミアム ロバート・モンダヴィ プレミアム」! セブン&アイ、世界的ワイナリーのPBワイン ロバート・モンダヴィなど (…
日常的に部屋の整理を続けています。 今日はCDの整理。レンタル落ちで近所のTSUTAYAで買ったこれらのCD、残念ですが処分することにしました。 MOTOR TOWN BEATS IN 歌謡曲 アーティスト: オムニバス 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド・コーポレーショ…
四方田犬彦先生による、30年前のヌーヴェル・ヴァーグについてのエッセイ、最後です。 総括的な内容です。 ユリイカ1989年12月臨時増刊 総特集ヌーヴェル・ヴァーグ30年 出版社/メーカー: 青土社 メディア: ムック 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブ…
前回、前々回に続く、四方田先生によるヌーヴェル・ヴァーグ評。 今回はヌーヴェル・ヴァーグの文化史的な位置づけ、特にフランス文学界との関係について、です。 Ⅲ ヌーヴェル・ヴァーグ、ニュー・ウェイヴ、シネマ・ノーヴア、ノイエ・ヴェーレ、新浪潮………
四方田犬彦先生による、Nouvelle Vague(というより、ほとんどゴダール)の余波(Aftermath)について、前回の続き。 出典は30年前のこのムックです。 ユリイカ1989年12月臨時増刊 総特集ヌーヴェル・ヴァーグ30年 出版社/メーカー: 青土社 メディア: ムック…
また発掘しました。 30年前の『ユリイカ』増刊号、特集「ヌーヴェル・ヴァーグ30年」。 若き四方田犬彦先生のヌーヴェル・ヴァーグ(というかゴダール)への想いを感じよ。
こんにちは。 文化系税理士の佐藤です。 なんとか確定申告をなんとか乗り越え、年度末ということで部屋の掃除をしていたら、こんな本が出てきました。なつかしい。 映画の見方が変わる本 (別冊 宝島) 作者: 宝島社 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 1989/10 …
驚いたと同時に、ガッカリした記事です…。 「鷹の爪」制作会社 粉飾か (朝日新聞 2019年 2/14) コメディーアニメ「秘密結社 鷹の爪」などを手がけるコンテンツ制作会社「ディー・エル・イー」(東京都千代田区)が決算を粉飾したとして、証券取引等監視委…
以前、日本で唯一の「経営情報学科」がある高専として、山口県宇部高専についての記事を書きました。 それに関係して、高専に関する気になったブログ記事があったので、ここでまとめておきます。 高専は、まだまだ制度が不十分であるところがあったり、その…
やあ。突然の連絡でごめん。 ずいぶんご無沙汰しててるけど、ふと、君のことを思い出しちゃって。 この前のバカリズムの『大人のたしなミズム』、テーマが『ジャズ』で、たしなみストが菊地成孔だったんだよね。Blue Note Tokyoに行け! とか、拍手(のタイ…
――4部は「父と子」の物語だと思うんだ。 いや、ごめんごめん。いきなりこんなこと言っても、何のこと? って感じかもしれないね。ジョジョの話だよ。 まったく、第1部からリアルタイムで読んできた人間からすると、ここ数年の荒木飛呂彦人気には、「やっと…
日欧EPA発効。消費者には一定の恩恵をもたらす一方、輸入品の攻勢を受ける国内生産者は喜べません。そのことは重々理解しつつも……少しうかれてます。 イオンはフランス産ワインなどの「先取りセール」を実施し、2/1 には300商品を平均で約1割値下げしたとか…
昨日の吉田秀和先生つながりで、今日は過去の丸谷才一氏による「吉田秀和全集」の記事を。 吉田秀和 ✕ 小林秀雄 のからみがおもしろいです。 『吉田秀和全集』完結 (朝日新聞2004年 11/9「袖のボタン」 丸谷才一) この十一月で「吉田秀和全集」全二十四巻…
大事な人を失った悲しみ。 その悲しみの大きさは、その人にしかわかりません。 音楽評論家の吉田秀和さん(90)が、このところ休筆を続けている。本紙「音楽展望」のファンには気になるところだが、昨年11月に妻のバルバラさんを亡くし、「心の空白」を埋め…
この要約、素晴らしいです。 とりあえず、この131字をお読みください。 日本の歴代首相の簡単な覚え方を教えよう。敗戦から1954年までの首相は元外交官だ。占領軍と交渉するのが首相の重要な仕事だったからだ。55年から80年代までの首相は元官僚か地方のボス…
忙しい日々が始まりました。 わたしが勤務する税理士法人 水無瀬野も、いつのまにか繁忙期に突入してしまいました。とにかく目の前の仕事をこなすことに追われています。 そんなとき、心の慰めとなるのは、意外にもこんな本だったりします。 田中圭一最低漫…
今日はなんというか、ガッカリした記事をひとつだけ…。 書き手は小説家の磯崎憲一郎先生。 この連載、「文芸時評」なので文学関係でして、今回は作品よりも作家の姿勢、思想に焦点が当てられています。 大きく3部構成の今回の1部は笙野頼子先生の「返信を…
昨日の荒木飛呂彦先生インタビューの続き。 というか、紙面上はこちらの方が先で、朝日新聞の土曜版、beの1面(!)です。 「GUCCI ✕ 荒木飛呂彦」イベント時の記事です。スキャンデータに、新聞の折り目が残ってしまったのが残念。でも、会場の雰囲気は伝わ…