2019-01-01から1年間の記事一覧
ラ・ロシュフーコー、派手さはありませんが、いま読むといいですよ。 ニーチェの元ネタでもある思想家です。
専門誌「税務通信」では、「ショウ・ウインドウ」はコラムというか、箸休め的な位置づけ。しかしその分、専門家以外の一般的な読者が知りたい内容だったりします。 今回の記事なんか、その最たるものですよね。
これを読んで、わたしはカフカとエリントンのことを思い出しました。 それにしても、新聞の一面でアドルノを読めるなんて考えたこともありません。 鷲田先生、チョイスのセンス抜群です。
少し昔の記事ですが、MMTについて。 MMT は、いい意味でも悪い意味でも気になっている学説なんです。
税に関して、新聞で少し興味深い記事を見つけたので引いておきます。 今日はまったく異なる内容で2件ありました。 「揚げ物税」で社員の健康増進 ヤフーが社食で実施(朝日新聞 2019年10月8日) ヤフー本社の社員食堂では揚げ物に「税」というマークが付き、…
世界的にみると、日本の租税負担率は低く、その一方で国際など政府の債務残高の対国内総生産比は先進国で最悪の基準。 世界でも強い日本の痛税感「私たちの政府」実感もてず朝日新聞 2019年10月6日 写真・図版「消費税反対」のビラを店頭に張り出す商店=198…
また、影響力の強い学者が亡くなりました。 (惜別)イマニュエル・ウォーラーステインさん 世界システム論を提唱した米社会学者 I・ウォーラーステインさん。取材に応じるためにニューヨーク支局まで来てくれた=2016年 ■目で見た世界、理論で束ねた 8月31…
こんな本を見つけたので紹介しておきます。 大学進学のための?返さなくてよい"奨学金ガイド 作者: 給付型奨学金研究会 出版社/メーカー: ?産学社 発売日: 2019/03/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 学生時代はわたしも奨学金…
寄付、ドネーションは奥の深いテーマです。 年功序列、終身雇用に次いで、日本と欧米とで大きく思想が異なる論点だと思います。 短いコラムですが、興味深く読みました。 寄付という社会との接点(朝日新聞 経済気象台 2019年9月4日) 尊敬する先輩の立ち上…
今日は備忘録です。 本棚の整理をしていたら、こんな本が出てきました。 ラバーソウルの弾みかた ビートルズと60年代文化のゆくえ (平凡社ライブラリー) 作者: 佐藤良明 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2004/02/10 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商…
つい先日、カンブリア宮殿を見たばかりでした。 でもこの放映、2018年の9/6ということはほぼ1年前。 この年齢になると、月日が立つのが早いんです。 日世、10億円申告漏れ ソフトクリーム大手 国税局が追徴 朝日新聞 2019年8月6日 大阪国税局が入る合同庁舎…
15.4 cm × 10.7 cm。 これ、何のサイズかわかりますか? 郵便はがきの「最大」サイズです。 ちなみに、「最小」サイズは 14.0 cm × 9.0 cm。 62円で届けるには、このサイズ内でないといけません。 封書の場合、重さによって82円から92円、定形外料金になるの…
なんと痛ましい事件であることでしょう。 京アニ放火事件について、わたしは多くの人々と同じく、悲しみを表現することしかできません。加害者のことも、被害者のことも、冷静に考えることができません。 『ハルヒ』、『けいおん』はいわずもがな、多くの京…
1週間後の28日(日)開催予定のセミナーです。 佐藤が講師を務めます。 ことばキャンプ高槻教室・京都四条教室(主宰:原 理恵 先生)とのコラボで、セミナーというよりもイベントとして、親子で参加してもらえたらと思っています! 今回のこのイベントに即…
「過去最高額」! センセーショナルな見出しです。 …しかし少し冷静になりましょう。これ、納税額ではなく所得金額で、しかも追徴課税もなかったようです。 ソフトバンクグループ4,200億円申告漏れ 過去最高額(朝日新聞 6月19日) ソフトバンクグループ(SB…
2019年の東京出張、夏の陣、5回目の記事。 今回で終わりにできるといいのですが。 さて、学士会館での食事を終え、次に会うのが今回の旅で会う最後の友人。 高校からの友人で、かなりの数寄者です。 気の置けない友人である一方で、文化的な方面では気を抜…
東京行、4回目です。 今回は神田と御茶ノ水という文化的な街です。 さて、祖母の家を出て、神田、神保町にやってきました。 目的地は学士会館。 ここのレストランかカフェで、旧友とランチの約束です。 どちらにするかは当日決めることになっていましたが、…
東京への旅、3回目です。 いやあ、それにしても密度の濃い2日間でした。 翌日の18日は、朝のうちに祖母の家を出て、文化の街、神田、御茶ノ水へ。 最寄り駅までは公営のバスを使う必要があり、出発の時間まで少し時間が会ったので、沿線をぶらぶらと歩きま…
昨日の続きです。 新宿でしこたま友人たちと呑んだ後、南浦和の別の友人が経営する美容室へ。 仕事の話をしながら、手が入っていない夏の庭の雑草のように伸び散らかしたわたしの頭を刈り込んでもらいました。 ヘアスタイルもファッションであり、流行は循環…
先日、仕事とプライベート半々で東京出張に行ってきました。 このブログには、あまり日記的な内容のことは書かないようにしているのですが、この出張があまりにも素晴らしかったので、書き留めておくことにします。 今回興味深かったのは、この弾丸東京行が…
問題です。 6月からの「新」ふるさと納税制度、対象外とされるのはどこでしょう? これ、最近わたしが周囲の人によくする質問です。 大阪府の泉佐野市はすぐに挙がりますね。 この新制度の筆頭、つまり総務省と真っ向から対立する泉佐野市の市長、千代松大耕…
! 鷲田先生、よくぞ取り上げてくれました! 「Fluctuat nec mergitur」って、スバリ、このブログの元ネタです。 わたしは開高健氏にならって「漂えど、沈まず」としましたが、 そうなんです、この言葉、欧米圏では古典のひとつですよね、たぶん。 Fluctuat …
折々のことば、続きます。 ファシズムにおいて禁じられているのは反ファシズムの発言などではなく、沈黙なのだ。 四方田犬彦 朝日新聞 「折々のことば」(1476) ファシズムは「人に沈黙を強いる制度」のように言われるが、実は逆で、誰もが同じことを同じよ…
とうとう実施されますね、ふるさと納税「対象外」。 これ、4市町村が大々的に取り上げられてますが、東京都も対象外になるんですよ。 ふるさと納税で4市町を対象外 泉佐野市「驚いている」(朝日新聞 2019年5月14日) 総務省は14日、ふるさと納税で同省の…
売上を「抜く」、意図的に所得漏れの申告を行って脱税を図るのはもちろんアウトですが、その逆の売上を「水増し」するのはなぜいけないのか? その理由は、このような事件につながる可能性があるからです。 これ、取り調べなど、現在進行中の事件ですが… ま…
高槻市の「ひとり親家庭支援事業」について。 みなさん、地元の広報誌、読んでますか? 驚くくらい有用なこと、たくさん書いてありますよ。
こんにちは。文化系税理士の佐藤です。 いやあ、またセブン・イレブンがやってくれました! みなさん、もう飲まれましたか? 「セブンプレミアム ロバート・モンダヴィ プレミアム」! セブン&アイ、世界的ワイナリーのPBワイン ロバート・モンダヴィなど (…
日常的に部屋の整理を続けています。 今日はCDの整理。レンタル落ちで近所のTSUTAYAで買ったこれらのCD、残念ですが処分することにしました。 MOTOR TOWN BEATS IN 歌謡曲 アーティスト: オムニバス 出版社/メーカー: ヴィヴィド・サウンド・コーポレーショ…
以前、このブログで「税理士業界、今年一番のビッグニュース」としてお伝えした、国税庁による節税保険の規制。 これは「事件」といっていいほどのニュースでした。 「駆け込み営業」と「駆け込み需要」で、確定申告業務の忙しさが倍増。この確定申告期間に…
税理士記事です。 今回は「脱税容疑」記事。 かなりきつい表現です。 元宝塚トップH.K.さんの母、4,900万円脱税容疑朝日新聞 2019年2月19日 元宝塚星組トップスターH.K.さんの母親が、約4,900万円を脱税したとして、東京国税局から所得税法違反容疑で千葉地…