漂えど、沈まず。

文化系税理士 佐藤 龍 のブログです

【2019(初夏)東京行②】バローロ、シラーズ、フロンサックの旅。(南浦和 ~ 坂戸)

昨日の続きです。

 

新宿でしこたま友人たちと呑んだ後、南浦和の別の友人が経営する美容室へ。

仕事の話をしながら、手が入っていない夏の庭の雑草のように伸び散らかしたわたしの頭を刈り込んでもらいました。

 ヘアスタイルもファッションであり、流行は循環する。

最近は80年代がリバイバルで、少し前だったら懐かしさのあまり笑ってしまうような2ブロックがはやっているし、スタイリング剤ではジェルがよく使われていること、そしてとにかくスタイリングの仕上がりは濡れ濡れにしておけば間違いないことを教えてもらいました。

 

その後、彼の自慢の愛車でわれわれの地元まで送ってもらい、落ち着いた雰囲気の奥様とともに夕食。

ずっとお会いしたいと思っていたので、とてもうれしかったです。

 

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車に詳しくないので確信はありませんが、多分この車種。

 

この友人とは、中学交遊です。

学生時代の友人とは、その後、お互いがどれほど違う道を歩いたとしても、実際にあって話を始めると、一気に当時の関係に戻ってしまうーーよくあるクリシェですが、本当にその通り。

しかも、幸か不幸か、彼もわたしも中学当時と比べてほとんど外見が変わっていないのでなおさらです。40を超えて思うのは、人生折り返し地点を過ぎてしまった、ということ。時間には限りがあります。

家族や友人など、親しい人との時間を大事にしたい。

あらためて、そう考えるようになりました。

彼とはこれまで、そしてこれからも長い付き合いになるでしょう。

その時間を考え、幸せな気分になることができたひとときでした。

 

 

さて、地元に戻っては長く会えなかった祖母の元へ。

祖母孝行をできず、ここ何年も連絡は電話のみ。

長年の不孝を償うべく、これからは東京に来る用事がある時は祖母の家に泊まろうと思います。

90を過ぎているのに、まだまだ元気な祖母。

たくましいなあ。

 

ただ、祖母が中学・高校の頃のわたしの写真を懐かしそうに、ゆっくりと大事に眺めているのをみて深く反省しました。ーーろくに会うこともできず、思い出したくらいにしか電話しないのなら、せめて近況報告の手紙と写真くらい送れよ!  …ごめんなさい、本当にそのとおりです。最近、思うところあって近親者へは連絡を密にしていますが、それ、できるなら前からやれよ! という話です。本当にその通り。これからそうします。

このブログを読んでいただいている方で、わたしと同じように近親者への連絡を怠っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、今日、連絡してみてください。もしもあなたに子どもがいるならわかるはずです。あなたが思っている以上に、近親者からの連絡はうれしいものなんです。

最近みた上野千鶴子さんの情熱大陸では、先生は「家族のように」という言葉に象徴されるような、家族を手放しで一番のように考える思想は大嫌い、と仰っていましたが、ここでわたしが言いたいのは「親しい人」ということ。恩師でも構いません。会いたい、久しく会ってないから会ってゆっくり話したい。そう思える人がいるなら、アプローチしてください。

 

ーー いや、写真ならケータイで画像送ってるよ。 そうでしょう、そうかもしれません。でも、年を取れば取るほど、デジタル関係のものは敷居が高くなるんですよ。写真を送っておけば間違いがありません。とりあえず、自分より一回り以上年上の人には写真を送りましょう。おそらく、あなたが思ってる以上に喜ばれますよ。

 

そんなことを考えながら、1日目は終わりました。

翌日の18日は、文化の街、神田、御茶ノ水へ。そして、今回の旅のそもそもの目的でもある、ドネーションの研修もありました。

 

長くなりましたので、さらに続きます。

あ、17日午後にお会いした人は誰も酒を呑まなかったので、ワインは関係ありません。

バローズともシラーズとも、そしてフロンサックとも関係のない午後でした。

シラーズとフロンサックの話は18日のことなんです。

これも最高の1日でした。

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