これ、よく言われることですよね。
La nuit porte conseil.(夜は忠告をもたらす)
フランスのことわざ
田辺貞之助編『フランス故事ことわざ辞典』によれば、「何か重大な決定をするときには、すぐにきめずに、一晩落ちついて考えろという訓え(おしえ)」。重要な決断は即決しないで一晩塩漬けにして待てということ。「夜は思案の母」「枕と相談せよ」とも言うらしい。知人は「明日は明日の風が吹く」とあえてキザに、ぶっきらぼうに訳し、調子に乗って「うどん食って屁こいて寝る」と訳しなおした。(鷲田清一)
時間を置いて、頭を冷やして考えることは大事です。
わたしの場合、毎日更新される、Kindle本の日替わりセール。
夜、一人で更新される3冊の本を見ると、半額以上の割引になっていてどれもお買い得。不思議なことに、これまで知らない世界の本であればあるほど、魅力的に映ります。ポチッと買っておいたら、いつか役に立つかもしれない……なんて、毎日誘惑と戦っています。
でも、少し冷静に考えて、日中や夕方にもう一度その3冊のリストを見てみると、どれも特にいらない本、情報なんですよね。
夜じゃなくても、時間を置くことは大事。
ある意味、このことわざとは逆の意味になりますが、深夜に考えたことや書いたものって、翌日陽の光の元で読み直すと、恥ずかしくなってしまうこともあります。
どちらにしても、冷静に考えるには時間が必要、ということは共通していると思います。
この言葉、人気あるんですね。
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La nuit porte conseil (Les Aventurêves t. 4) (French Edition)
- 作者:Bonnet, Carole
- 発売日: 2012/09/14
- メディア: Kindle版