漂えど、沈まず。

文化系税理士 佐藤 龍 のブログです

橘玲の衝撃。 ー読書メモ 2023年 1/4半期(1)

みなさんこんにちは。

 

今年のGWは、政府の公式見解では対コロナ対策も一段落して、

コロナ前の活発なレジャー期間に戻りつつあります。

なんでも、大きい会社では9日連休になるとか。

しかし、3月決算、5月申告の顧問先も多いなか、

税理士としてそんなに休めるわけありません

カレンダー通り、粛々と働いております。

 

けど、カレンダー通りということは連休を享受できるということもあって、

この連休は部屋の整理中心で環境を整える予定です。

わたしは環境を活かしきれていない、という自責の念があり、

今年は物理的・精神的に整理第一で動くように心がけています。

 

とりあえず、連休企画の1つ目は読んだ本の整理。

 

学生の頃は、アホみたいに本を買って、積ん読状態が続いてました。

これを解消しようと、今年はすぐ読める本や、

勢いで買ってしまったベストセラーを片っ端から読んでます。

 

まず始めたのは、橘玲さんの本。

岡田斗司夫ゼミを日常的に聞くようになって、

どかっと大人買いしたのが橘玲さんの本です。

4冊買って、全部すぐ読みました。

 

 

これは全部おもしろかった。

「バカ」と「無知」は違う、ということはわたしも常々考えているテーマ。

その意味で、自分の考えを補完してくれる内容ではあったけれど、データを参考に、これらの本はもっと鋭く厳しい事実を突きつける。

結局のところ、能力は遺伝によるところがほとんど。

 

……そうなのだろうか……いや、そうなのかもしれない。

薄々、わたしは遺伝子の恩恵を受けているように感じてきたけど、大事なのは自分の努力だ、と考えていた。

しかし、サンデル教授によると、そう考えるのは学歴が高い人間のおごりであり、成功するかしないかは、努力というよりも運によるところが大きいとか……

 

読み物としてサラッと読めるし、話の種にもできるし、

翻って深く考え続けるネタも手に入る本でした。

 

特に、「女と男…」は身もふたもない内容。

男も女も、仕様がそうなってるんだから仕方ないじゃないの、という話。

 

こうしてみると、橘玲さんの話ってデータがすべての唯物論

ウェットな視点から距離をおいて、客観的な判断をしたいときの足場として勉強になった。

岡田斗司夫イチオシなだけあります。

 

読書メモ、まだまだ続きます。