現代美術家のクリスト氏が亡くなりました。
現代美術家のクリスト氏死去 建造物や自然を布で包む
朝日新聞 2020年6月1日歴史的建造物などをまるごと布で包む表現で知られる現代美術家のクリスト氏が31日、ニューヨークの自宅で死去した。84歳だった。死因は明らかにされていない。
1935年、ブルガリア生まれ。58年、妻で芸術家の故ジャンヌ・クロードさんとパリで出会い、その後、歴史的建造物や自然の一部を布で包む大規模な美術作品を共同で制作した。パリのセーヌ川に架かる橋ポンヌフを覆った作品などが有名。91年には、屋外に大量の傘を立てる作品を茨城県と米カリフォルニア州で披露した。ジャンヌ・クロードさんは2009年に74歳で死去した。来秋、クリスト氏が手掛けたパリの凱旋門を覆う作品が公開される見通し。(時事)
現代美術には詳しくありませんが、この人のことは覚えています。
というのも、学生時代、毎日のように映画を見続けた時代に、確か京都朝日シネマ(当時)で『議事堂を梱包する』という映画をみたからです。
当時は、映画のことも美術のこともよくわからなかったので、上映していた映画で興味を引いたフィルムには、片っぱしから足を運んでいました。
この映画もそのうちの一つ。
細かいディテールは忘れましたが、そのときの感想はよくおぼえています。
ああ、世界にはスケールの大きい変態がいるなあ。
今でもその感想は変わりません。
ところで、この『議事堂を梱包する』、DVDにはなってないんですね、残念。
フィルムのパンフレットはamazonでみつけました。
マーケットプレイスで300円。
あと、 amazon music で「シネマ・クラシックス ドキュメンタリー映画音楽」シリーズの第3集として、『テルミン』とともにそのサントラがコンパイルされていました。おそらく、使われている曲がクラシックなのでこういう編み方がされたのでしょう。
そういえば『テルミン』も朝日シネマでやってたなあ。
京都朝日シネマがCOCON烏丸に移り、「京都シネマ」に変わってからはほとんど行ってません。
社会人になり、忙しくなったからということもありますが、COCON烏丸にはあまりいい思い出がないんです。
その話はまた機会があれば。
とりあえず、今日はこのあたりで。
今日もみなさんが文化的な生活を送られることを。