NPO法人 F. A. S. T. エクスペリエンス を設立しました。

　こんにちは。

　税理士の佐藤です。今日はひとつ、まじめな話をさせてください。

「財務(=Finance)」「会計(=Accounting)」「社会保険(=Social insurance)」「税(=Tax)」。それぞれの英語の頭文字をとって、わたしはこれらの分野の知識を「FAST分野の知識」と呼んでいます。この国では、自分からすすんで学ぼうとしない限り、ほとんどこの分野の知識を教わることはありません。特に、お金の話は下品なものとして敬遠される傾向があり、就職し、天引きされた初任給の明細をみて初めて、税金や社会保険料の存在に気づいた、という方も少なくありません。

　しかし、このFAST分野の知識は、就職、結婚、起業、大病、相続など、ひとが生きていく上で出会う大きな出来事において、必ず必要になるものです。わたし自身、文学部出身だったこともあり、社会に出て、この業界に入って初めて具体的なこれらの知識を知りました。

　このブログで何度か言及しているように、わたしはこの現状に危機感を抱いています。危機感、というのが大げさなら、「大きな疑問」と言ってもいいかもしれません。こんな大事なこと、どうして社会に出るまでに教えてくれるシステムがないんだろう？　なぜ、FAST分野の知識は自己責任として、家族教育や自分の努力に任されているのでしょうか？

　疑問を抱いたら、解決するように努力する。そういうシステムがないなら、自分で創ればいいじゃないか。

　そう思って設立したのが、「NPO法人 F. A. S. T. エクスペリエンス」です。

　よかったら、設立趣意書をご覧ください。

設 立 趣 意 書

　この国では、社会で生きていくための「実践的な知」が、社会に出る前に十分に伝えられていない。

 　これがわたしたちの現状認識です。

 　ここでいう「実践的な知」とは、具体的には「財務」「会計」「社会保険」「税」に関する知識のことで、これらは日本で生きていく上で誰も無関係ではいられない知識です。

高水準の非正規雇用率（雇用者の約４割）や、日本の財政状況の現状を考えると、これらの知識は、これからの日本を生き抜くための、文字通りサバイバルのための知識にほかなりません。

   「財務(=Finance)」「会計(=Accounting)」「社会保険(=Social insurance)」「税(=Tax)」。

それぞれの頭文字をとって、わたしたちはこの分野を「FAST」と呼ぶことにしました。

このFAST分野の知識は、就職、結婚、起業、大病、相続など、ひとが生きていくうえで出会うであろう大きな出来事において、必ず必要になるものです。これらの知識があいまいなために、新しい一歩を踏み出せなかったり、しなくてもよい支出や苦労をしょい込んでしまうこともあります。FAST分野の知識が教育段階で十分に伝えられていないため、何が問題になっているのか、そもそもどこから手を付ければいいのかすらわからず、途方に暮れてしまうことも少なくありません。

 　しかし、このような不利益・心配・不安は、本来、不必要なものです。FAST分野の基本的な知識があれば、少なくとも何が問題になっているのか、そして、それは誰に相談すればいいのかはすぐにわかります。「権利の上に眠る者を、法は保護しない」という法諺がありますが、「権利」の存在を知らなければそもそもその上に眠ることもできませんし、「法の不知はこれを許さず」と無知を切り捨てるには、現状のFAST分野の教育はあまりにもお粗末です。

 　FAST分野の知識は、一部の専門家が独占して利を得るためのものではありません。

 　それはロウソクの火のようなものです。わたしがあなたにこの知識を伝えたからといって、わたしの知識が減ることはありません。「Light your lamps before it becomes dark」。明かりに火を灯すのは、闇が訪れる前に。あなたに灯った火は不安の闇を払い、あなたのこれからの人生を照らしていくことでしょう。そして、この火は種火となってあなたの周りの人の不安も払っていくはずです。

　NPO法人 F.A.S.T. エクスペリエンスは、これから社会に出るひとたちに、または実践的な知を持たずに既に社会に出てしまったひとたちに、FAST分野の知識を伝える団体です。

 　FAST分野のことで悩む人が１人でも少なくなるような経験を提供すること。

　それがわたしたちのミッションです。

NPO法人 F.A.S.T. エクスペリエンス　

代表　税理士　佐藤 龍

「F.A.S.T.」には、もちろん「財務・会計・社保・税金」の意味と、「fast」の「速く」の意味もかけています。これは、速い行動はそれ自体価値があること、そして、何をするにも腹落ちしないと行動に移せない自分に対して、QRを促す自分に対する戒めの意味も込めています。

　エクスペリエンスとは「経験」という意味ですが、これには、音楽でいえば「セッション以上、バンド未満の人々の「場」で創り出す何か」程度の意味も込めています。ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス、プリンスのゴールド・エクスペリエンス、sunaga t experience、倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンス……こういった先人たちの足跡から名前を借り、少しだけ力をもらいました（もう少し広げると、ジョジョ4代目のジョルノも視野に入ってまして、荒木飛呂彦先生からも勝手にエネルギーをもらっています）。

　大阪、京都、兵庫、滋賀、金沢、愛知、東京、埼玉…必要があれば、われわれはどこにでも伺います。興味があれば、お気軽にご連絡ください。あなたと特別なエクスペリエンスを創り出すのを楽しみにしています。

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ゴールド・エクスペリエンス

Sunaga t Experience DOUBLE STANDARD

黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)